MONO-X公式 - Blog

【第3部】IBM Bob Premium Package for i 導入ガイド|動作確認 Edit機能編

作成者: admin|Sep 25, 2026, 1:30:00 AM

IBM i(AS/400)開発に生成AIの力を組み込むアドオン製品 「IBM Bob Premium Package for i(以下、pp4i)」。

第1部「導入編」 と 第2部「動作確認:Read・Execute編」に続き、第3部となる本記事では、いよいよプログラム修正の核心となる 「Edit(ソースコードの自動編集機能)」の動作確認 をご紹介します。

5250画面での操作をイメージし、QSYSのソースコードおよびIFS上のソース・ストリーム・ファイルを、IBM Bob(以下、Bob)に直接編集依頼できるかを確認します。

※本記事のキャプチャ画像に表示される消費量(トークン・Bobcoins)は、依頼内容や検索対象のコード規模により変動します。

まずは、QSYS(ライブラリ構造)内のRPGソースメンバーを、Bobが直接解析・編集可能か確認します。

操作

  1. チャット欄またはメニューから 「+ New Task」 をクリックし、「New task in Library List」 を選択して新規タスクを開始します。

  2. 5250画面での操作をイメージし、ライブラリ HNDLIB91 の QRPGLESRC のメンバー BPL010 の修正を Bob に依頼します。
    具体的には、DOU *IN99 = *ON を DOW *IN99 = *OFF に変更するよう依頼します。



結果

単純なキーワード置換にとどまらない、非常にインテリジェントな提案と正確な反映が確認できました。

  • ロジック構造を踏まえた前処理の自動提案
    単に DOU を DOW に書き換えるだけでなく、DOW ループ(前判定ループ)として正しく動作させるために必要な前処理(初回READの位置をループ前へ移動、不要になった IF *IN99=*OFF / ENDIF の削除、ループ末尾への次レコードREADの追加)まで正しく提案されました。
  • 対比表での確認と実ソースへの即時反映
    変更前後の対比表と、ロジックの違いについての解説付きで提案が提示され、画面上で承認(Approve)を行うとソースメンバーへ直接反映されました。
    ※なお、5250画面(PDM/SEU)でメンバーを開いたままBobから書き込みを行った場合など、同時編集がバッティングした場合には書き込みエラーとなります。
  • 5250画面での更新確認
    5250画面(PDM/SEU)で確認すると修正内容が正しく反映されており、メンバー記述や修正対象行の更新日付が最新化されていることも確認できました。


続いて、IFS(統合ファイル・システム)上のソース・ストリーム・ファイルを直接編集可能か確認します。

操作

  1. 「+ New Task」 をクリックし、接続ユーザーに紐づけられた 「Home Directory」 を選択して新規タスクを開始します。

  2. IFS上の code001f.rpgle で、Key3 のデータ型の修正を Bob に依頼します。



結果

  • 指定通りのデータ型修正
    指示通り、対象ストリームファイル内の Key3 のデータ型修正が正しく反映されました。
  • IFSファイル属性の更新確認
    IFS上のファイル属性を確認したところ、QSYS同様にデータ変更日時・属性変更日時が更新されており、修正が正しく反映されていることを確認できました。

今回の検証を通じて、QSYS・IFSのいずれのソースであっても、Bobに自然な日本語で指示を出すだけで「修正方針の提案」から「実ソースへの即時反映」までを一気通貫で完結できることが確認できました。

特に印象的だったのは、単なる文言の置き換えにとどまらず、「ループ構造の変更に伴う前処理の自動補完」まで見据えたロジック提案を行ってくれる点です。これは、従来の5250画面(SEU等)を使った手作業での修正や、人的ミスの防止という観点から見ても非常に大きな価値があると感じます。

一方で、5250画面でソースを開いたまま作業した際の排他バッティング(ロック)など、実運用にあたって押さえておくべき注意点も明確になりました。

次回の第4部では「Build(コンパイル)」編をお届けする予定です。
Edit機能で修正したソースをBobから直接コンパイルする手順と挙動を解説していきますので、ぜひご期待ください!

クラウド型IBM i サービス「PVS One」をご利用中(またはご導入)であれば、IBM BobのライセンスをPVS Oneのサブスクリプションから消化・充当することが可能です。個別でのライセンス管理の手間を減らし、スムーズにAI開発環境を整備いただけます。

さらに今なら、IBM iと各種AIサービスを柔軟に連携させる「API-Bridge for AIエージェント」の無償利用特典も付与されます!

IBM iのAI活用や開発環境の効率化・自動化についてご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

>>PVS Oneに関するお問い合わせはこちら


株式会社MONO-X公式サイト
株式会社MONO-Xへのご相談・お問い合わせはこちら

 

最新記事の通知や配信をご希望の方は、ぜひ下記フォームよりメールマガジンにご登録ください。

[メルマガ登録フォームはこちら]