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title: IBM i とAIXの違いとは？用途や動作環境など様々な観点で比較
description: IBMが開発した2つのOS、IBM iとAIXは、それぞれ異なる目的と用途に応じて設計されています。本記事では、これら2つのOSについて、動作環境や用途、性能の観点から比較し、それぞれの特徴を詳しく紹介します。
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 公開日: 2023年06月26日

クラウド # IBM i (AS/400)

# IBM i とAIXの違いとは？用途や動作環境など様々な観点で比較

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IBMが開発した2つのOS、IBM iとAIXは、それぞれ異なる目的と用途に応じて設計されています。IBM iは、主にビジネス向けのシステム構築に特化しており、信頼性の高い業務アプリケーションの開発と運用に強みを持つOSです。一方、AIXはUNIXベースのシステムであり、幅広いハードウェアプラットフォーム上での稼働が可能で、特に高い信頼性とパフォーマンスが求められる企業システムにおいて利用されています。本記事では、これら2つのOSについて、動作環境や用途、性能の観点から比較し、それぞれの特徴を詳しく紹介します。

## IBM i とAIXとは

### IBM i とは

IBM i は、IBMが独自に開発したオペレーティングシステムであり、1988年にIBM AS/400向けのOSとして初めてリリースされました。当初は IBM OS/400 という名称で提供されていましたが、現在では IBM i という名前に変更され、IBM Power Systems というIBMのミッドレンジサーバーシリーズに位置づけられています。

このOSは、特に業務アプリケーションの開発に適しており、独自のプログラミング言語 RPG や、データベースサーバーである DB2 を利用したシステム構築が可能です。さらに、最新バージョンでは、Web プログラミングや AI 開発などのモダンな技術にも対応しており、ビジネス環境の変化に柔軟に対応できるプラットフォームとして進化を続けています。

### AIXとは

AIX は、IBM が開発した UNIX ベースのオペレーティングシステムであり、1986年に初めてリリースされました。AIX は、様々なバージョンが存在し、サーバーやワークステーション、メインフレームなど幅広いハードウェア環境で利用されています。

IBM i と同様に、AIX も現在では IBM Power Systems に位置づけられており、その信頼性と安定性から、企業の基幹システムやミッションクリティカルなアプリケーションの運用に広く活用されています。AIX は、高いスケーラビリティと拡張性を備えており、企業の成長や変化に対応するための強力な基盤を提供します。

## IBM iとAIXの違い

IBM i と AIX は、同じ IBM によって開発されたオペレーティングシステムですが、それぞれ異なる特徴と用途を持っています。IBM i は、主にビジネス向けのアプリケーション開発と運用に特化しており、独自のプログラミング言語やデータベース機能を統合したシステム環境を提供します。

一方、AIX は UNIX ベースのOSであり、幅広いハードウェア環境での稼働が可能で、特に高い信頼性とパフォーマンスを求められる企業システムに適しています。両者ともに IBM Power Systems 上で稼働しますが、それぞれの強みを活かしたシステム構築が可能です。

### 動作環境

IBM i と AIX は、それぞれ異なる動作環境を持っています。IBM i は、開発当初 IBM AS/400 向けにリリースされ、その後 IBM Power Systems に移行しました。AIX は、元々 RT-PC やRS/6000 向けにリリースされ、現在ではIBM Power Systems上で稼働しています。

IBM Power Systems では、仮想化技術を活用することで、IBM i と AIX を同時に稼働させることが可能です。この仮想化環境により、企業は複数のシステムを統合し、運用コストの削減や管理の簡素化を図ることができます。また、IBM Power Systems は、高いパフォーマンスと信頼性を持つハードウェアプラットフォームであり、大規模なデータ処理や高負荷な業務アプリケーションの運用に最適です。

| **項目** | **IBM i** | **AIX** |
| --- | --- | --- |
| **開発元** | IBM | IBM |
| **リリース年** | 1988年（IBM AS/400 向けに初リリース） | 1986年（RT-PC や RS/6000 向けに初リリース） |
| **現在の動作プラットフォーム** | IBM Power Systems | IBM Power Systems |
| **元の動作プラットフォーム** | IBM AS/400 | RT-PC、RS/6000、ワークステーション、メインフレーム |
| **仮想化のサポート** | サポートあり（IBM PowerVM） | サポートあり（IBM PowerVM） |
| **主な用途** | ビジネスアプリケーションの開発と運用 | 幅広い業務システム（特に基幹システム） |
| **対応プログラム言語** | RPG、COBOL、C、Java、Python、PHP 等 | C、Java、Python、Perl、Shell 等 |
| **ファイルシステム** | 統合ファイルシステム（IFS） | JFS、JFS2 |
| **信頼性** | 高い信頼性を提供 | 高い信頼性を提供 |
| **スケーラビリティ** | 中規模から大規模システムに適応 | 小規模から大規模システムに適応 |
| **統合環境** | DB2、RPG 統合環境 | UNIX ベースの統合環境 |
| **システムの特長** | ビジネスプロセスの自動化、Web 開発サポート | 高度なネットワーク機能、仮想化サポート |

### OSの系統

IBM i と AIX は、それぞれ異なる OS の系統を持っています。AIX は UNIX ベースのオペレーティングシステムであり、UNIX の各種コマンドやファイルシステムを利用することが可能です。AIX は、JFS や JFS2 などのジャーナリングファイルシステムをサポートしており、データの整合性を保ちながら効率的なファイル管理が実現します。

また、AIX は、C言語や Java をはじめとする幅広いプログラミング言語をサポートしており、特に科学技術計算やデータベース処理に適した環境を提供します。

 一方、IBM i は、IBM が独自に開発した OS であり、独自のコマンド体系とファイルシステムを持っています。IBM i の統合ファイルシステム（IFS）は、様々なファイルタイプを一元的に管理できる点が特徴であり、企業の多様なニーズに応えます。IBM i は、RPG やCOBOL などのビジネス向けプログラミング言語をサポートしており、企業の業務アプリケーションの開発に強みを持っています。

また、IBM i は高度な統合機能を提供し、特に中規模から大規模な企業でその価値が発揮されます。IBM i のファイルシステムやプログラミング言語の柔軟性は、レガシーシステムの保守や新たなビジネス要求に応じたシステムの迅速な開発を可能にします。これにより、企業は業務の効率化とコスト削減を実現し、競争力を高めることができます。

### 用途

IBM i と AIX は、それぞれ異なる用途に適した OS として設計されています。IBM i は、特に中規模から大規模な業務システムにおいて、その強力な機能を発揮します。例えば、IBM i は、ビジネスプロセスの自動化やデータベース管理において優れた機能を提供し、企業の業務効率を大幅に向上させることが可能です。RPG や DB2 などのツールを活用することで、企業は独自の業務アプリケーションを迅速に開発し、ビジネスニーズに最適化されたシステムを構築することができます。

一方、AIX は、UNIX ベースのOSとして、幅広い業務システムで利用されています。特に、オープンソースのソフトウェアや UNIX 向けの商用アプリケーションとの互換性が高く、多様なビジネスニーズに対応することができます。また、AIX はその高い信頼性とパフォーマンスから、金融機関や製造業などのミッションクリティカルなシステムにおいて広く採用されています。AIX の強力なスケーラビリティと柔軟性は、企業が将来の成長や変化に対応するための重要な要素となっています。

また、AIX は、データセンターやクラウド環境においても、その耐障害性と効率性を発揮します。特に、仮想化技術を活用することで、AIX は複数のアプリケーションやサービスを同時に稼働させ、リソースの最適化を図ることが可能です。IBM i と同様に、AIX も企業の業務効率化を支える強力なツールとして位置づけられており、その価値は今後も持続的に高まると予想されます。

### 動作するプログラム言語

IBM i と AIX は、それぞれ異なるプログラム言語のサポートを提供しています。IBM i は、独自言語である RPG をはじめ、COBOL、C、Java などの言語に対応しており、特にビジネスアプリケーションの開発に強みを持っています。最新バージョンの IBM i では、Pythonや PHP などのモダンなプログラミング言語もサポートしており、Web 開発や AI アプリケーションの開発にも対応可能です。この柔軟性により、IBM i は、レガシーシステムからモダンなシステムへの移行を円滑に進めるための理想的なプラットフォームとなっています。

 一方、AIX は、UNIX ベースのOSであり、C言語や Java、Python など、広く使用されているプログラミング言語に対応しています。特に、科学技術計算やデータ処理、ネットワーク管理などの分野で高いパフォーマンスを発揮します。AIX はまた、オープンソースのソフトウェアや商用アプリケーションと高い互換性を持っており、企業が必要とする多様な業務システムの構築をサポートします。

 AIX のプログラム言語のサポート範囲は広く、特に多様な業務ニーズに対応するための柔軟性を提供しています。例えば、AIX 上で動作する Java アプリケーションは、スケーラビリティとパフォーマンスの両面で優れており、企業の成長に合わせたシステムの拡張が容易です。また、AIX は、高度なシステム管理機能を備えており、システムの稼働率を最大化しながら、業務の安定性を維持することが可能です。IBM i と同様、AIX も企業のビジネスニーズに応じた最適なソリューションを提供するための重要なプラットフォームです。

## まとめ

IBM i と AIX は、どちらも IBM が提供する強力な OS であり、それぞれの特徴と強みを活かしたシステム構築が可能です。IBM i は、特にビジネスアプリケーションの開発と運用に適した OS であり、企業の業務効率化を支えるための強力なツールとなっています。一方、AIX は、UNIX ベースのOSとして、幅広い業務ニーズに対応できる柔軟性とスケーラビリティを提供します。IBM Power Systems 上で両 OS を活用することで、企業は複雑な業務環境を効率的に管理し、リソースの最適化を図ることができます。これにより、企業は業務の中断を最小限に抑えつつ、コスト削減と生産性向上を実現できるでしょう。

 

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