クラウド # IBM Cloud # HA・DR # BCP(事業継続計画) # PowerVS # PVS One # PVS One iDR # IBM i (AS/400)
IBM Cloud / PVS One 採用目的の一つはBCP
昨今、IBM Cloudをご採用いただく主要な理由の一つは BCP です。特にデータセンターの冗長化検討、ランサムウェア対策検討といった背景から、BCP視点でのIBM Cloud / PVS Oneのお問合せ・ご採用が増えています。今回は BCPという視点で、IBM Cloudについて、ご紹介をします。
Q1. IBM Cloudの冗長化の仕組みについて教えてください。
IBM Cloudは、長年の技術を結集した「止まらないための設計」がなされています。
- ネットワーク機器:すべて冗長化(二重化)され、障害時は自動で切り替わります。
- ストレージ:バックアップストレージICOSは三重保管により、強力に保護されています。
- サーバー:万が一の故障時も、データセンター内の予備サーバーですぐに再起動します。

Q2. データセンター自体の冗長化にはどのように対応できますか?
一つのデータセンターが完璧でも、地域全体が被災する可能性があります。そのため、遠隔地への対策として主に2つの方法があります。
1. HA/DR構成(即時切り替え)
- データをリアルタイムで同期し、障害時にすぐ予備機へ切り替えます。
2. データ・バックアップ構成(コスト重視)
- データを別の地域へ退避させておき、有事の際にそのデータを使ってサーバーを立ち上げます。
※独自ツール「PVS One R2」を使えば、安価なクラウドストレージを活用して効率的にバックアップ可能です。
Q3. IBM Cloudの全体障害を想定すると、どのような対策を打つべきですか?
クラウドの複数拠点が同時に停止するリスクは完全にゼロではありません。「PVS One オンプレボックス」を利用すれば、クラウドだけでなく社内(オンプレミス)にもバックアップを保管できるため、万が一の際もデータが手元に残すソリューションもご提供しております。
Q4. ランサムウェア対策としてPVS Oneが採用されるのは、どういう理由?
2025年後半、社会的な注目を集める事件も多かったことから、ランサムウェア対策を背景とした PVS Oneのご採用が一気に増えました。ランサムウェア自体が発生しないように対策を取ることはもちろんですが、万が一起こってしまった場合も 如何に早く復旧するか。という視点が、真剣に検討される機会が増えた印象を持っています。
ランサムウェア被害では「感染しないこと」に加え、「いかに早く復旧できるか」が重要です。
改ざん防止機能:バックアップデータは「書き換え不可能」な状態で保存されるため、ウイルスによる汚染を防げます。
シンプルな復旧:IBM i のシステムは「丸ごとバックアップ」からの復旧が比較的容易なため、複雑なシステムよりも迅速に業務を再開できます。

Q5. IBM Cloud自体の可用性向上の取り組みについて、教えてください
日本の企業は「原因究明」や「再発防止」を厳格に求める傾向があります。そのため、日本IBMでは独自の厳重な管理体制を敷いており、平常時からトラブル発生時まで、きめ細やかな対応が行われています。
PVS One パートナー インタビュー:IBM Cloudの品質管理とサポート体制――日本IBM今木氏が語る IBM Cloud運用の裏側
PVSは IBMのテクノロジーが詰まった最高傑作。BCP観点でも その価値が発揮される
最初に述べた通り、IBM CloudのPVSは IBMのテクノロジーが結集された IBM i のクラウドとして、史上最高傑作だと考えています。世界12地域以上のIBM Cloudデータセンターで、完成度の高い共通のアーキテクチャーで実装されています。こうした仕組みをオンプレで実装しようとしても、かなり高額な投資となり、1ユーザーがとても投資できる仕組みではありません。その恩恵を、オンプレと比較しても対して金額差のない形で使えるのは非常にメリットがある環境と考えています。
弊社PVS Oneチームは、前職時代も含め長年 BCPやHAツールを専門としてきたプロフェショナルから構成されています。形だけのBCPではなく、本当に何かあった時に機能するBCPをお客様視点で一緒に考えて、ご支援をしていきたいと思っております。
MONO-X 事例集(BCP用途での採用事例含む)
多くの企業様(私たちのお客様では約8割)は、本番環境自体をIBM Cloudに移行されるケースが多いですが、ステップバイステップでオンプレのBCP対策として IBM Cloudを利用しはじめる。というケースもございます。PVS Oneも含めた MONO-X 製品の事例集。本番や災対でPVS Oneをご採用いただいた事例を掲載しています。
https://drive.google.com/file/d/1y0eILvatCe5JStvUkoYeJteHO7ryTsrZ/view
DR関連ブログ
BCPという視点で多くのブログを執筆してきたので、一気にご紹介します。
PVS OneとFalconStor StorSafeで実現!IBM i の柔軟なクラウド災害対策
https://blog.mono-x.com/falconstor-storsafe-ibm-i-dr
PVS環境でのバックアップをより柔軟にーDR、システム移行でも活用できる「PVS One R2」とは?
https://blog.mono-x.com/pvs-one-r2-ibm-i-backup
PVS One iDRオプションサービスのご紹介
https://blog.mono-x.com/pvs-one-idr-option-service
IBM i の重要データを守る ― PVS One iDRで実現するクラウド遠隔バックアップ
https://blog.mono-x.com/ibm-i-cloud-remote-backup-pvsone-idr
情報システム部門におけるBCP/BCM対策のポイント— 事業継続を支えるIT戦略
https://blog.mono-x.com/bcp-bcm-it-strategy
BCPとは?事業を守るための基本と重要性
https://blog.mono-x.com/what-is-bcp-basics
PVS One - HA&DRソリューションのご紹介
https://blog.mono-x.com/pvs-one-ha-dr-solution
PVS One - iDR のご紹介
https://blog.mono-x.com/pvs-one-idr-overview
26年3月 3都市開催 IBM i Bootcamp
IBM i Bootcamp(IBM × Anthropic(Claude)提携 で始まる AI解析・コーディングの波)の中でも BCP対策としてのPVS Oneのご紹介を行います。ご参加をお待ちしています!
2026年3月3日(火) 東京
https://mono-x.com/news/event-bootcamp-2026-spring-tokyo/
2026年3月4日(水) 大阪
https://mono-x.com/news/event-bootcamp-2026-spring-osaka/
2026年3月5日(木) 名古屋
https://mono-x.com/news/event-bootcamp-2026-spring-nagoya/
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